青の祓魔師第116話(後編) SsC23:17g・SQ2001

ナンバリングは進んでないですね本当はここまで一話で収録したかった感じですか。

 

というか、情報がもりもり出てくるわけですが。

降魔剣は元々メッフィーが作ったとか(本当かどうか判らないというのもあるけれど、ここで嘘をついても仕方がないので本当だろうなと)、となると、元々剣の使い方を一番知っているのはメッフィーなわけですよ。この間勝呂くんのお父さんが「柄と鞘が大事」みたいなことを言っていたのを裏付けるように、獅郎さんが放った鞘を慌てて拾ってましたしね。

柄は虚無界に通じて鞘は扉になる、この剣が折れてしまった今、どういう形で燐兄さんの力になるんでしょうかねい。

ここで暴れる赤子時の自分と、獅郎さんの戦いを見るという状況に、燐兄さん本人はどう思ったのか。その後、獅郎さんに育てられてちゃんと生きているわけだから死ななかったことは確定事項なわけだし、獅郎さんは燐兄さんを守って亡くなってしまったわけだけれど、そういう未来があることを身を以て知っていてこそ、ですよねい。

 

心臓を封印したところで、心臓が破壊できない限り殺しても蘇る、だから半永久的に肉体を拘禁して破壊し続けなければならない=力が大きすぎて肉体という器に収まりきれずに破壊され続けるサタンやルシフェルがどういう人格になったのか、と言われてみればあー……確かになーと納得するしかないし、そこで赤子を母親の腕に戻すという選択をしたメッフィーすげーカッコイイ。もちろん、彼のことだから人間的な感情ではなく、何らかの打算があってこそ(そして彼はその先の何かを望んでいるわけで)だろーけれど。じゃなければ、「父さん」と呼ばれて無反応なのは本当に悪魔的ですよねい。聖騎士ですらこのときの為のコマでしかなかった可能性ありますし。

あ、あと燐兄さんもおかあさんにしっかりと抱かれてよかったよかったこのまま死別だとみているのに可哀想じゃろ。

 

つか、この聖騎士がメッフィーの「子供」なのか「巨人」なのか、或いは「クローン」なのか、何にせよこの頃の正十字騎士團は上層部が全員悪魔の血筋で固められているわけで、連載当初の悪魔を毛嫌いする風潮は一体どこから来ていたんだろうとか、聖騎士がメッフィーの血縁とはっきりと判って、何故三賢者とは別の位置にメッフィーがいるのかなんとなく判ったというか、この辺り考えると終わらなそうなんですが、当初の燐兄さんに対する裁判は、やっぱりメッフィーのお芝居だったような気がしないでもないですぞ。

 

サタンは「自分の子供」を認識できるのかってずっと思ってたわけですが、やっぱり最初は認識してなかったというか、そういう物体があることすらも判ってなかった感ですな。概念は別の概念を創造することはあっても、遺伝子と血肉を受け継ぐ子供ができるわけじゃないようですしね。でも、最初の燐兄さんとサタンの邂逅ではちゃんと燐兄さんを「息子」だと認識しているし、ゆきおちゃんのことも出来損ないとは言っているけれどちゃんと「息子」だとは思ってるっぽいんですよねい。これ、けっこう難しいところなんだけどどうするんだろう。

 

ところで、ここまでユリさんのサタンに対する感情には負の濁りはなかったと思うんですが、ここに来て拾って育ててくれたオクちゃんこと「奥村」氏を殺したのがサタン(燐火)であると知ってしまったわけですが。

これからどう動くんでしょうねい。

 

今まで新刊発売月は休載してたし。

 

光臨gはやっぱり見たいですねあいどりっしゅせぶんみたいにゆきおちゃんたちのライバルになればいいと思います。

あと、アニプレックスはそろそろソシャゲどうするのか発表すべき。制作会社まだ存在するんですかね。自社ソシャゲは全部終了してるっぽいし、となると恐らく余所の下請けで会社維持するしかないと思うんですが。

青の祓魔師第116話 SsC23:17g・SQ1912&24巻

24巻の表紙はアグレッシブ赤子兄さん爆☆誕。

中でも兄さんが飛び出してましたねい。あれはやっぱり臍の緒焼き切ってるんですよねい……。

大きな修正は気づかなかったんですが、ゆきおちゃんの眼帯が消えたり出てきたりは修正されていなかったようだということは判りました。つかゆきおちゃんしか見てないんですか自分。

 

SQの扉絵は数分じっと見つめてしまったわけですが、これ何がどうなってるんでしょうかねい。獅郎さんに寄りかかるユリさん、獅郎さんの手は右手は恐らく銃を手に前方へとむけられ、左手は下ろされたままですな。ユリさんの腕がどうなってるのかがわからない……。そんでもって、獅郎さんが首から提げている白いものはやっぱり赤子なのかなぁ。

 

ゆきおちゃんが瀕死の状態で生まれたところからだったわけですが、周りのお医者さんがこの状況にあってちゃんと仕事を全うしていることに感動してしまう。産まれたのは明らかに魔神の子なわけで、産まれたばかりのゆきおちゃんに対する無体は、先に生まれたアグレッシブ兄さん(赤子)を見た後では仕方ない恐怖の裏返しなのかもですし。にしても指示する祓魔師のおっさん凄く悪人顔してたけど。

 

ここで燐兄さんが祓魔師爆☆散させてゆきおちゃんを助けてるわけなんですが、これは母親の声に反応したのか、それとも双子のきょうだいを守る為にやったのか。さらについでにこの時にゆきおちゃんは左目に炎の魔障を受けてるわけで、この炎がサタンのものではなく燐兄さんのものであることに何か意味があるのかどうか。

そんでもってユリさんはゆきおちゃんを抱くだけの余裕があったわけですが、しかし現代ではユリさんは亡くなっているわけで、これから何がどうなのか、また何か大きなことが起こりそうなんですよねい……。

自分は当時の聖騎士にさたーんが乗り移るのかと思ったんですが、兄さん渾身の一撃で半分身体を失ってますし、これ、もしかして獅郎さんに……げふん。

 

最後のめっふぃーがお医者さんを含むユリさんたちを見守っていた人たちを守ったことになんとなくほっとしたのでした。戦ってた人たちはまぁ、戦士なわけなので。

 

サラ雪は「光臨g」のネーミングセンスに感動してしまったので是非ともるっしーと誉さんの後ろにいるでかい人たちでやって欲しいですね。

 

あ、アニカフェあるみたいですねい。BBAだけど貢献しに行こうかと思ってますですよBBAだけど。

青の祓魔師第115話 SsC23:17f・SQ1911

情報量が凄い。

 

とうとう青い夜で何が起こったのかが描かれるわけですが。アニメにも出ていた通り、やっぱりサタンが肉体を求めて右往左往した故のものだったわけですね。収まったということは彼が虚無界に戻ったわけで、一体何が切っ掛けだったのか。

 

というか、すでに壊れたサタンが何故るっしーをユリだと錯覚したんでしょうかね。悪魔として強いちからを感じたからそう思っただけ(サタンはすでに壊れているわけですから)かもしれないけど。

るっしーの行動は何が切っ掛けだったんだろ。最初は彼なりの好意(崩壊する肉体が辛いことは知っているので)かとも思ったんですが、自身が物質界に固執していることからそれはおかしいなと。ならば、直前のサタンの言葉「ほかにはなにもいらないあいし(てる)」に反射的に反応してしまったのか。ゆきおちゃんに対してもそんな感じで彼を殺そうとしましたよね。もしかして、るっしーって一度沸点超えたらさっくりヤるタイプなのかも。

それか、「まるで私だ」という言葉から、見苦しい姿を見ていられなかった? うーん、難しいな。現在ではサタンに新しい肉体をあげようとしているし。ううーん。

でも、このせいでサタンはユリが自分を裏切ったと思っちゃったわけです。今までを見ていた燐兄さんがサタンに感情移入しちゃうのは仕方ないか。もしかして、燐兄さんの中で倒すべきはるっしーとなったのかもしれない。

で、この場にエレミアがいたわけですが、彼はこの惨状をみて何を思ったんでしょうか。何か強い危機感を感じたとしたら、行動に出てもおかしくはないですよねい。

 

ここからは青い夜時点での現登場人物の様子が次々に現れるわけですが、シュラさんは青い夜によって人が炎に包まれる場面を見ているということでいいのか。エミなんとかさんはもう少し、と呟いているけど何がもう少しなのか。ネイガウス先生はかなり初期から「青い夜で妻と子供を亡くした」ことが判っていたけど、この状態で本人はどうやって生き残ったんだ。藤堂家の「父さん」ということは当時の当主か。女性が「子供がいるのよ」の子供は誉さんだろうか。つことはシュラさんと同じくらいの歳? 出雲ちゃんは誕生日からしてすでに産まれてますね。

明蛇宗についても、「長男がヤマンタカを受け継いでいたけど青い夜で亡くなってそのとき赤ん坊だった廉造に受け継がれた」ことは前もって出ていたけど、その様子がしっかりと描かれたことで廉造くんがあんな刹那系になってしまったのも判るというか、あそこまでしっかりとした長男坊と無意識に比べられるんだからそりゃ辛いよね。でも、「崖から落ちた時は八割方生きてる漫画法則」を思い出したけど、ヤマンタカくんが廉造くんに付いているということは、まぁ間違いはないんだろうな。

ライトニングの「凄い!」に変わってねーのかとわろうてしもうたけど、このときはメガネしてるんですね。今は視力の調整(というか、周囲を視ること)を悪魔使ってチョイチョイやってるのかもしれない。

ここで、シェミハザが娘を「シエミ」と呼んでることから、名前は代々襲名制なのかもしれんですね。しえみさんの誕生日からしてこのときのお腹の子供がしえみさんだと思われるわけですが、つか父親は一体どっから選ばれるんだ。そんでもって、「ここでしえみさんを身ごもった母親」が出てきたので、肉体タイムループしているというわけでもないことが証明されたわけですが、だとしたらしえみさんが失ってる記憶ってなんだろ。

 

さて、アグレッシブ赤子を祓魔しようとしている聖騎士たちですが、彼らは外の様子をまだ知らないわけですな。つまり獅郎さんも。医工騎士さんがその任務に忠実でよかったと思うけど、聖騎士の立場としてもすでに翻弄されまくってる赤子がもう一人増えるかもしれないと思うと母親ごとという判断もまぁ間違ってはない。獅郎さんも「殺してやる」の勢いで志願したのに、ユリさんの性格を良く知った声を掛けてあげるあたり。

 

でも産まれた推しは瀕死だったよねという。

 

さて、サタンはどうやってユリが産んだ自分の子供を知ったんですかね。そして、このとき健在だった聖騎士はどうなるのか。つか、予想はできるわけですがその後獅郎が聖騎士になってるわけですしね。

 

今回、原稿が未完成なところがあったけど、もしかして原画展の準備でどっちつかずになったのかもしれんですね。でもノートの燐兄さんは凄くかっこよすですよ。折れた倶利伽羅の刃を炎で作るんじゃねーかなと安直なことを思いつつ、悪魔の心臓を自分で隠せるようになったら黒髪に戻るのかなぁ、とか思ったり。

 

サラ雪のシュラさんの気持ちが痛い程判って辛い。でも楽しむって重要だと思うの。