青の祓魔師第113話 SsC40:00d・SQ1909

ライトニングスゲー、というより、過去に施した仕掛けを利用したという感じではあるですな。恐らく、勝呂くんにゆきおちゃんを助けてくれと言われた時に、命令を変更したのかもしれませんねい。

 

誉さんはやっぱり藤堂(声:諏訪部)の娘さんだったわけですな。過去、燐兄さんがのぞき見た時の「父親から宛がわれた娘」との間に生まれた子だろうか。この場合母親はどうなったのかとか気にならなくもないですが、でも父親は生真面目な娘をつまらない子だと評しているのが少し気にならないでも。生真面目だからこそるっしーのそばに居られるんだろうけど。

あと、最後にゆきおちゃんを見下ろして笑ったのは「私はやりたいように生きてとうとうその終焉へとたどり着いたぞ。君はどうするんだい?」と挑発しているように見えますねい。藤堂は死ぬ事をなんとも思ってなかったのか、という次元の話ではなく、彼の価値観に於いて最高の最後で大満足である、ということなんでしょう。ベッドで老衰とか、祓魔中に殺されたとか、そういう形ではなく、望んだ形であるからこそ。

 

しかしなんつーか、彼らがやろうとしている「実験」がとても判りやすく説明してあって、だからこそぞっとしたというか。炎の中で藻掻いてるし悲鳴を上げてるわけですよ。そりゃ志摩くんも青くなりますよ。そして、藤堂が迦楼羅を求めていたのはその不死性であり、それこそがすぐに肉体が崩壊に陥る上級悪魔の求めてるものなのではとかぼんやり思ってましたがその通りでしたな。

分離した悪魔はどうなるんだろう……。

 

前回呟いていた「父上と繋がっているゆきおちゃんが行っちゃいけない場所」の一歩手前でゆきおちゃんが反旗を翻した感でよかったよかった。というか、るっしーは召喚された風天と雷天に対しては攻撃できない?? 直接術者であるゆきおちゃんを狙うのは正しいにしても、冷静に考えればそっち攻撃すればヤバいと理解はできるはず。なにせサタンついてるし。つか、この状況でサタンが反撃に出ると言うのは、自動発動なのか、それともゆきおちゃん(窓口)を守る為の意思がそこにあるのか。るっしーがサタンの肉体をどうにかしようとしていることは聞いていたはずだからどうなのかなーと。

というか、るっしーは感情の表し方を知らないのか。そういうところにエネルギーを使える肉体を今まで持ったことがなかったからかもしれない。感情にまかせてゆきおちゃんを殺そうとした(内臓から潰しにかかった?)ところ、床が壊れたのはサタンの加護かなぁ。

このときのゆきおちゃんの呟きがね。本当は居なくなりたいのにそうできないからそれだけの無茶をしてるっていうのがね。それなのに全部は投げないでなんとか前に進もうとしているのがね。もうね。

 

志摩くんが命令されて追ったけど、まぁずらかるなら丁度いい混乱だよね。ライトニングたちと合流するのか、ゆきおちゃんについて逃げるか。志摩くんって打算がある快楽主義だから、面白がってゆきおちゃんに付いていくかなぁ。一応メッフィーから何か言われてそうだし。

 

で、ここでやっと子猫さんが出てきたけれども。まさか子猫さんが燐兄さんを追いかけるとは思いもしなかったですよ。つか、まだ燐兄さんの過去の旅は終わってないわけですし(ゆきおちゃんが産まれてないし、青い夜事件も起こってない)、でも、燐兄さんの背中を押してくれたり、適切な言葉を投げてくれたりするのは子猫さんが適任だし、これからのことを第三者が知らなければならないとしたら、やっぱり子猫さんが一番なのかもしれない。子猫さんも青い夜事件で家族失ってるけど。

 

あー、でも最後のゆきおちゃん最高にイイ顔してますねい。

 

そういえばゆきおちゃんは元々女の子に人気だったのではありませんでしたっけ。