青の祓魔師第120話 SsC40:00e・SQ2005

私、過去編終わったら最初から読み直してしえみさんのおかあさんとシェミハザの出番の調号性を確認しようと思ってたんだ……(死亡フラグ

 

獅郎さんの子育て始まるよー

自分は子供いないので判らないのですが、しかしいろいろ聞いたりはしているのでその大変さは判ります。双子は大変だよタダでさえ大変なのに二人だからね一人で世話するのはホント無理だよ。世のお母さんたち超人だよ。

哺乳瓶からミルク飲むだけなのにこの個性よ。そしてずっと気になっていた「奥村」の名字は意外とあっさりした理由でつけられたのね。確かに秘密裏に育てるなら藤本もエギンも目立つだろうけど。過去の出来事を獅郎が知ってるってことはサタンと記憶の共有しちゃったってことか。

助けてもらう為に知り合いを訪ね回って、そして青い夜の後を獅郎さんは知ることになるわけですが、リックの奥さんの大人対応が辛い。三角さんもいい人なんだよなぁ。以前このブログかTwitterで呟いたけど、獅郎さんは一人ユリさんを連れて逃げて、その後残された長友さんたちが可哀想だろと思ってたけどそれを許しちゃうのがまた。

あ、燐兄さんの髪は成長に従って黒くなってたんですね。

 

それと、意外だったのはサタンは獅郎さんを介して接触してきていたこと。燐兄さんは全くこれに気づいてなかったわけだけど(燐兄さん視点である物語上にそれっぽいことが全く語られていない)、ゆきおちゃんはそれを知ってたわけですね。だから、ゆきおちゃんは「いつか来るであろうできごと」だと一応は覚悟はあったのかもしれない。

 

でも、サタンはあの時点では燐兄さんの身体を憑依体にするつもりはなかったというのはちょっと驚きかもしれない。ということは、この時点でるっしーの計画にサタンが乗っていて、肉体の確保に望みができていたってことになるのでは。あと、この時のサタンの言葉から、虚無界にはやっぱり物質(肉体)は連れて行けないっぽい。自我だけ拉致して、という言葉もあるし。ただ、肉体はもしかしたら使えるかもー程度の認識だったのか。

 

メッフィーは正騎士團に与しているけれど、彼もこの先何が正解なのかは判ってないのかもですね。サタンやルッシーが目指すように虚無界と物質界ががったーいするのが正しいのか、今の状態でなければならないのか。ただ、今までメッフィーが見てきた「結末」は彼の望む形ではなかったということかな。彼も悪魔なので、愛でているものが全てなくなった、じゃ許せないのかもしれない。でも、それを動かすのはメッフィーではないことも判っている。恐らく、メッフィーがゆきおちゃんに先に進むための鍵を渡した世界線もあるのかもしれないけど、まぁそれは失敗したんでしょうな。しかも今のゆきおちゃんはサタンと繋がっているので、下手は打てないでしょう。

 

で。

望んだ先にいたのは、未だ子育て中の獅郎さんのところで。

これ、獅郎さんは「まあ座れ」の時点で気づいてますねい。騎士團に秘密にしないといけない双子がいる部屋に、どう見ても騎士團から派遣されてるっぽい人入れたりはしないでしょう。で、おかかバター醤油焼きおにぎりを作ってくれた友達って誰だろう。失礼だけど獅郎さんが友達と呼べる人は少なかったっぽいからやっぱりユリさんかリック辺り。

言葉の通り、獅郎さんに「父親」がどういうものかはわかってなかったんですねい。産まれもクローンだし、顔が似たたくさんの同類ばかりの場所で育ってるわけだし、当たる前に両親がいて、家族で過ごすという経験がなかったから本当に知らなかった。獅郎さんがゆきおちゃんにだけ祓魔師としての教育を施したのは何か思惑があるのでは、と思ってたわけですが、なんてことはない、ただ彼が息子にしてやれることがそれくらいだっただけなんですね。で、燐兄さんにも同じようになにかを残そうとして、それが料理だったんですねい。

「兄さんを守れるくらい強くなりたい」

「雪男に食わせてやりたい」

このときの、何の忌憚もないゆきおちゃんの笑顔がほんともう(言葉にならない)。

今まで「ジジイ」呼ばわりだったのに「父さん」と呼んだのも、それに「ん?」と当たり前のように振り返ったのも、(>'A`)>ウワァァ!!(言葉にならない)。

 

 

 

 

あの棒は左目を潰そうとしてたんでしょうかね……。

ともかく来月は休載ですぞソワソワ。

 

これからも騒動は続く、みたいならしい終わり方でした。自分はコミックス3巻のアイドル風ゆきおちゃんに心臓ずっきゅんされたのでそれだけでホントもうありがたかったです。お疲れ様でした。