お話を書くデバイスの遍歴話

小さい頃からいろいろ空想を脳内に転がすことが好きで、だけどそれを出力し始めたのはけっこう後のことだったと思うですよ。そういえばいろんなものを使ったなぁと思ったのと、これからどうすっかなぁと思ったのとで一応記してみる。

 

  • お気に入りのノートに直筆

ちょっとお高めの、学校には使いたくないなぁというノートに、延々と直筆で書いたのが最初だったような。この頃はオリジナルのファンタジーでした。ファンタジーって現実社会の法則が通用しないので知識なしでも自由に書けて好きだったのですね。信じられないことに、この頃は本当に字を書くという行為が好きで、延々書いていられたようです。

 

今は亡き、文書作成に特化した機械です。本当にまだ出始めの頃で、ブラウン管でデカイ重い文字ガタガタという三重苦だったけど、微妙に痒いところに手が届く仕様で自分はこの子をかなり可愛がりましたですよ。この頃から、コピー本を少しだけ作ったりしてました。因みに、ワープロが普及するまで、同人誌の小説本は手書き文字だったと思います。もちろん、同人漫画のフキダシも。

余談ですが、高校時代の同級生が教師になって商業系の学校に赴任したとき、お局先生がタイプライターの延長のつもりで「かな入力」させてたというのを聞いて(ノ∀`)アチャー と思ったのを思い出したぞ。まぁ自由だとは思うけど。

 

元々情報系の学校に通ったせいか、Windows前身のMS-DOSのアレっぷりを感じた直後に見たMacintoshに感銘を受け(今なら当然だけど、コマンドで入力してたことを画面の絵をクリックするだけでソフトが起動するようになったのだからそりゃーもうビックリしたさ)少しずつお金を貯めて当時のコンシュマーユーザー向けのこのMacintoshの展示品を格安で購入したのです。格安ったって持って行った金全部ベスト電器に吸い取られたけどな。そういうわけで、バンドルされていたクラリスワークスというワープロソフトで入力して印刷して本にするということができるようになったわけです。

 

暫くしてやってきたインターネット時代、webサイトを作るスキルを持つ大学生なんかがファンサイトを立ち上げて、二次創作なんかを投稿したり、後に発売されたホームページビルダーなんかを使って自分でサイトを作ったりする人が増えたりで、自分も最初に契約したインターネットブロバイダの無料webスペースにホームページを立ち上げました。CGI別サーバーにて運用、それ以外は10Mと、当時のブロバイダさんにしてはかなり容量多めだったと思います。最初はwebチャットをレンタルして置いて知り合った方々と夜な夜な喋ってたりしましたが、後に皆さんも忙しくなって流石に毎日の逢瀬がなくなったころに本格的にお話をUPするサイトとして動かし始めました。最初は家に帰ってぽちぽち打ってたわけですが、家だと他の誘惑が多いのと、ちょいと外で続きが打てればいいなと思い始め、当時NTTドコモが出していたモバイル機器シグマリオンを購入しました。回線はドコモのmoperaというデータ通信用ブランドを契約して、できたお話をメールに添付して送信する形でした。このシグマリオンはモバイル用のWindowsで動いており、蓋を閉めてしまえばそこでスリープになる(つまり、開いたらすぐにお話の続きが書ける)という今現在でも最高の機器でした。その後、シグマリオン3をネットオークションで購入して使い続けました。

ちなみに、まだサイトは存在してます。pixivに上げたのをちょいちょい纏めたりしてます。

 

  • ミニノートパソコンを買う

当時のノートパソコンはデカイ重いが当たり前だったわけですが、工人舎のノートは(当時にしては)小さくて普通のWindowsが動いていいよ、みたいな話を小耳に挟んで、リユース品を購入してみたのでした。シグマリオンよりは確かにデカイけど、その分液晶が広くてキーも大きい。だけれど、蓋を閉じたらスリープになるというわけでもなく、いちいち終了させて起動させて、が必要でちょっと面倒だったかも。サイトを管理しているMacへの文書の転送は、携帯にコードを繋げてメールで送ってました。

 

キングジムが出しているやつですね。キーボードが二つに折れる奴だったんですけど、ご期待通りにキーボードが壊れました。これからの文書転送は、ポメラを直接Macにつなげて転送しました。

 

実はこの前に何か別のを使ってた覚えがあるんだけど覚えてない……なんだっけ……。

ともかく、今度はキーボードを折らないポメラを買ったのですが、前に書いたことを探すのがちょっと大変かもしれん……でも手軽に入力できるのは確かだし、辞書もついてるぞ。文書の転送はBluetoothを使ってできます。

 

で。

それでもちょっと不満があって。つか、iPhone持ち歩いてるならそっち使えばいいんじゃね、というのもあってですね。あと、あんまり外でお話を入力することもなくなって、でも全くないわけでもないのでということでGoogleドキュメントを使おうかどうか迷ってるんですが、まぁキーボードないとスムーズな入力できないよね……うぅん。さて、どうしようかな。

 

蒼天のイシュガルド編おわったでござるの巻

まだ「もうちょっと続くんじゃよ」の部分があるんですが、とりあえずはED流れたしということで。

 

前回、新生編で「三国が力を合わせて戦うぞ☆」とめでたしめでたしで終わったのに、もうちょっと続くんじゃよシナリオ「第七星歴編」で策略に巻き込まれて手酷い裏切りを受けた主人公ヒカキンちゃん(ナナフェル)が、やっぱり裏切られて失意のアルフィノたん、おかん属性タタルさんを連れてイシュガルドへ逃れて後の物語だったわけですが、そのイシュガルド編も三国と協力することになってめでたしめでたしで終了。ただ、一緒に旅をしていたNPC竜騎士さんが取り憑かれてしまったり、暁のメインメンバーは未だどこにいるかわからないし、アルフィノを裏切った元なんどかブレイブの面々は放置だして不安材料はごろごろありますぞ、てな具合でまだ続きます。相変わらずメインシナリオそっちのけで「!」マーク見つけるとうっかり受注して長いサブシナリオに突入してしまったりするわけですが、一応報酬で装備とかアイテムとかもらったりできるし、それでメインクエストをクリアするのには十分だと思うのでやってて損はないと思いますです。

で、今は黒魔道士LV61、ファイジャを覚えて火力ひゃっほい状態ですぞ。楽しいですぞ。でも大体レイドバトルでは動き回るので連発はできないですぞ。

あ、イシュガルドではマウント(乗り物)で空を飛べるようになるのですが、これがすっごい楽ですぞ楽しいですぞ。開放までが大変だけど、親切な方がメインシナリオをなぞりながら開放する順番などをブログで纏めてくださってたりするので助かりますぞ。

蛮族クエストもアマルジャシルフと終わらせて、今はコボルド族なんですが、ここで購入できるマウントがなんかスキなんで頑張るですぞ。あと、ギャザクラも頑張ってますぞ。

 

そういうわけで、まだまだ話は続くんじゃよ、の所です。詩学装備交換せねば。

青の祓魔師第113話 SsC40:00d・SQ1909

ライトニングスゲー、というより、過去に施した仕掛けを利用したという感じではあるですな。恐らく、勝呂くんにゆきおちゃんを助けてくれと言われた時に、命令を変更したのかもしれませんねい。

 

誉さんはやっぱり藤堂(声:諏訪部)の娘さんだったわけですな。過去、燐兄さんがのぞき見た時の「父親から宛がわれた娘」との間に生まれた子だろうか。この場合母親はどうなったのかとか気にならなくもないですが、でも父親は生真面目な娘をつまらない子だと評しているのが少し気にならないでも。生真面目だからこそるっしーのそばに居られるんだろうけど。

あと、最後にゆきおちゃんを見下ろして笑ったのは「私はやりたいように生きてとうとうその終焉へとたどり着いたぞ。君はどうするんだい?」と挑発しているように見えますねい。藤堂は死ぬ事をなんとも思ってなかったのか、という次元の話ではなく、彼の価値観に於いて最高の最後で大満足である、ということなんでしょう。ベッドで老衰とか、祓魔中に殺されたとか、そういう形ではなく、望んだ形であるからこそ。

 

しかしなんつーか、彼らがやろうとしている「実験」がとても判りやすく説明してあって、だからこそぞっとしたというか。炎の中で藻掻いてるし悲鳴を上げてるわけですよ。そりゃ志摩くんも青くなりますよ。そして、藤堂が迦楼羅を求めていたのはその不死性であり、それこそがすぐに肉体が崩壊に陥る上級悪魔の求めてるものなのではとかぼんやり思ってましたがその通りでしたな。

分離した悪魔はどうなるんだろう……。

 

前回呟いていた「父上と繋がっているゆきおちゃんが行っちゃいけない場所」の一歩手前でゆきおちゃんが反旗を翻した感でよかったよかった。というか、るっしーは召喚された風天と雷天に対しては攻撃できない?? 直接術者であるゆきおちゃんを狙うのは正しいにしても、冷静に考えればそっち攻撃すればヤバいと理解はできるはず。なにせサタンついてるし。つか、この状況でサタンが反撃に出ると言うのは、自動発動なのか、それともゆきおちゃん(窓口)を守る為の意思がそこにあるのか。るっしーがサタンの肉体をどうにかしようとしていることは聞いていたはずだからどうなのかなーと。

というか、るっしーは感情の表し方を知らないのか。そういうところにエネルギーを使える肉体を今まで持ったことがなかったからかもしれない。感情にまかせてゆきおちゃんを殺そうとした(内臓から潰しにかかった?)ところ、床が壊れたのはサタンの加護かなぁ。

このときのゆきおちゃんの呟きがね。本当は居なくなりたいのにそうできないからそれだけの無茶をしてるっていうのがね。それなのに全部は投げないでなんとか前に進もうとしているのがね。もうね。

 

志摩くんが命令されて追ったけど、まぁずらかるなら丁度いい混乱だよね。ライトニングたちと合流するのか、ゆきおちゃんについて逃げるか。志摩くんって打算がある快楽主義だから、面白がってゆきおちゃんに付いていくかなぁ。一応メッフィーから何か言われてそうだし。

 

で、ここでやっと子猫さんが出てきたけれども。まさか子猫さんが燐兄さんを追いかけるとは思いもしなかったですよ。つか、まだ燐兄さんの過去の旅は終わってないわけですし(ゆきおちゃんが産まれてないし、青い夜事件も起こってない)、でも、燐兄さんの背中を押してくれたり、適切な言葉を投げてくれたりするのは子猫さんが適任だし、これからのことを第三者が知らなければならないとしたら、やっぱり子猫さんが一番なのかもしれない。子猫さんも青い夜事件で家族失ってるけど。

 

あー、でも最後のゆきおちゃん最高にイイ顔してますねい。

 

そういえばゆきおちゃんは元々女の子に人気だったのではありませんでしたっけ。