青の祓魔師第103話 SsC11:29・SQ1810

一ヶ月が長いですね。カレンダー楽しみですね。そろそろ新鮮な雪男ちゃんが欲しい感じです。

 

藤本という名字は後見人の名字だったんですねっていうか、考えれば当然かー。セクションの中ならともかく、外は一応法律で形が決まっている世界なわけですから、戸籍とか必要ですしね。とりあえず状況を知っている人物を後見人(もしかして養子にもなってた?)として立ててたんでしょうか。

ここで、獅郎さんが後見人である藤本さんの治療をしているところが、そこにあったであろう信頼関係を感じ取れますですね。獅郎さんのことだから、「死ぬ怪我なら何もしない」ような気がするのに、それでも手当をしているということは失いたくはない人ではあるということなんでしょう。それに、会話はこのページだけだというのに、この藤本という人も豪胆な人であることが覗い知れます。その生まれも性格も全て許容する大人の余裕っつーか。青エクのとーちゃんどもはみんなカッコイイですね。

ついでに、視力の低下のおかげでセクションから解放されることも分かりますが、実験体には宇宙飛行士並の規準があるんでしょうかね。あと、獅郎さんの視力の低下の原因は、単純に後天的なもんなんでしょうか。確か医師免許も持っていたと思うので、相当勉強もしただろうし、そうすると視力が落ちるのも理解できますし。

 

そんでもって任命式ですが、今も活躍する祓魔師たちが一同に会していてなかなかに壮観ですが、藤堂家も一族で参加してるんですかっつーか、藤堂家ってみんなメッシュ入ってるんですかどんな遺伝子。

誰かに似ているという当時の聖騎士さんですが、自分も今までの物語の中から忘れてしまったんだろうかといろいろ考えてたんですが、違うわ。この人、メッフィーに似てるんだわ。メッフィーの応えが態とらしいのもそのせいだろうか。となると、メッフィーのネフィリムかクローンということになるのだろうか。自分は宝家がそうかなーと思ってたけど、まぁ長く生きていれば沢山血筋が残っていてもおかしくはないですわね。

 

才能があるというユリさんが下二級止まりなのは解せぬと以前書いた覚えがあるのですが、やっぱり研究職を選んだからなんですねい。でも、それだけの才能が双子のどちらにも遺伝していないということはなさそうなんだけど……でも雪男ちゃんは手騎士の才能を否定してるんですよねい。ただ、その根拠がわからないので、もしかしたら……うーん。

 

で。独り立ちして自分の城を持って、悪いことをどんどん覚えていく獅郎さんってばやっぱり若いなー。濡れ場の効果音が「バーン ドーン ジャーン」な辺り。そしてそれを見て思い切り悶える燐兄さんが可愛いです。良くエロ魔神志摩くんと連んでた割にはぴゅあぴゅあですね兄さん。そして、別の失敗した時間軸では雪男ちゃんもこれを見たはずなので、そのときの反応にちょっと興味あります。あー、でも雪男ちゃんのことだから軽蔑の方向に行きそうですねー……真面目だからなー……。

 

ユリさんの対土塊での対応は、燐兄さんの時を彷彿とさせますねい。しかし、燐火は明らかにユリさんを見守っていたとはっきりと分かったわけなんですが、この時点で魔神はユリさんを個人識別してたのか、どんな感情があって守ったのか。何しろ人間とはまったく違う存在なわけですんで、その辺りを計るのは難しそうですねい。

余談ですが、自分らとは根本的なものから全く違う存在に遭遇する話としては「蒼穹のファフナー」ってロボットアニメがあるんですけど、内容としてはある日宇宙から謎の物体が襲ってきて的なよくある話ではあるんですが、それが存在の根本から地球人というか人間と違うことを目の当たりにして、それにどう対処していったのかっていう話でもありますです。シリーズを重ねているので長いしちょっと冗長気味ではありますが、例えば「宇宙戦艦ヤマト」みたいに人の形をしていて、思考回路もほぼ同じ宇宙人だと「相手も死ぬ事を恐れる」くらいのことは分かるわけなんですが、ファフナーの場合は「相手が生も死も理解していない」ことに作中で気づかされたときの絶望といったらさあ、みたいなほんときっつい話ですええ。

 

さて、いよいよ齩郎さんが始動するわけですが。

意外に早かったなぁ、と。双子が生まれるのはユリさんが三十代に入ってからなので、まだまだ時間があるんですけれど齩郎さんの肉体は魔神を受け入れてそんなに長く耐えられるもんなのか。青い夜までまた何か大きな出来事があったのか。

 

一ヶ月が長いですねぇ。ていうかいちいち悶える燐兄さん可愛いですね。