青の祓魔師第109話 SsC23:17d・SQ1904

実は今日温泉旅行行ってましてね、同室の母(早寝)に悪いのでマッサージチェア陣取って日付が変わるのをジリジリ待ってDLしたんですよ。

こう、もぞもぞして眠れなくなるなんて思わなかったわけですよ。

 

獅郎さんはいい部下に恵まれたんですね。長友さんたちが悲劇の中心にいたとは思わなかったっつーか、それを目の当たりにしても尚、奥村兄弟(つか、燐兄さん)を育てる輪の中にいたというのがこの人ホント凄い。感情と力を制御できない燐兄さんに表立って体当たりで接したのは獅郎さんでも、周りの人たちも本当に必要な人たちだったんだなぁ。

 

自分子供産んだことないので判らないんですけれど、これ相当な難産ですよね。予定日過ぎてもなかなか破水しない時って、今は促進剤使うんですっけ。でも母胎を魔揺籃が守ってるからそれもできないって、悪魔の仔は母親だけの力だけで産まないとダメなのか。今回みたいに双子で片方しか発育してなくて、なんて普通の状態でも凄く難しい事例なんじゃないか。つか、ずっとユリさんは苦しんでたのか……。

 

魔揺籃もあって中絶という最悪は逃れられたとしても、産んだ直後に祓魔すると言われた時のユリさんは何を思っただろう。産むことを躊躇ってなかったから当然守りたいだろうけれど、サタンもどうなったか判らないからどうしようもできなくて苦しみながらも途方に暮れてたのかなぁ。産んだら殺される、でも産まないと言うわけにもいかないし。しかし考えて見れば公開出産だよなこれ('A`)。

 

そしてアグレッシブ赤子が生まれたというか飛び出てきたわけですが。

飛び出るんだ……びっくりだよ……さすがサタンの落胤……。

そして産まれてすぐなのにアグレッシブに周囲を襲い始めるわけですよどんだけですよ。防衛本能でしょうけど。

流石の燐兄さんもこれ見たらショックでしょうよ……つか自分が産まれた時の姿なわけですけど本能とはいえあっさりと周囲の人間を炎に巻いてるわけですし。見たくなかったし知りたくなかったというか、それまで感じていたことの決定的なモノを見せつけられたんじゃろーなと。獅郎さんが命を賭して守ってもらった命だからこそ考えないようにしていたけれど、自身がそこに至るまでに犠牲にしてしまったものを目の前にしてしまったら、もう。雪男ちゃんに関しては、双子である以上「燐兄さんが産まれなければ」という前提を出してしまうと彼も巻き込まれて産まれてこなくなる可能性あるんだけど、でも雪男ちゃんが幼少の頃病弱だったのは、母の胎内で燐兄さんが何らかの阻害をしてしまったことをお医者さんたちが言ってたので、それも原因の一つだと感じても仕方ないか。

その自己否定が、燐兄さんの中の悪魔を呼んじゃったというか、この時を待ってたのかもだけれど。

つか、メッフィーめっちゃ面倒見がいいなぁと思いました。

 

あと、お医者さんが周囲の阿鼻叫喚に構わずアグレッシブ赤子が飛び出た後の母体と、未だ産まれていない双子の片割れを心配している様に感心したというか、安心したというか。そうだよまだ推しが生まれてないんだよ……!

でも「少しは頭を冷やせる場所」ってどこなんでしょうね。どうも前後して行けてしまうようなので、少し時間を進んだところだろうか。

そんでもって、燐兄さんが雪男ちゃんを呼んだと同時にそっちに切り替わるのはずるいと思います。

 

でも、ここで雪男ちゃんに切り替わったということは、雪男ちゃん誕生時にも何か起こってるってことですか。藤堂は雪男ちゃんの左目を「君の目ではない」と言ってたと思うんですが、今まではサタンの目なのかなと思ってたわけですよ。だけれど、過去編での「サタンは全ての悪魔と繋がっている」という点、この時点でサタンの肉体は未だ死んでいないこと、先に生まれた燐兄さんがアグレッシブ過ぎたことを見て、もしかして燐兄さんの目(目を交換してる状態になるのかこの場合)なんじゃ……とか第一印象で思っちゃったんですけど、もう一度読んだらその印象どっか行っちゃって自分でも???なんですよねい。逆にサタン(齩郎)の目を移植された可能性の方が高いような気が……うううん考察楽しい。

 

あと、ドミなんとかの時間経過を考えるに、やっぱりサブタイトルは燐兄さんが過去に行ってからの、元々燐兄さんがいた世界=雪男ちゃんがいる世界の経過時間っぽいですねい。

 

あ、そういえば前回書いた後に思ったんですが、サタンはユリと自身を引き離したエミなんとかさんに対して何を感じているんだろうかと。自身の状況が判るならば、(そして人としての感情的には)憎んでも仕方ない相手のような気がするんですよねい。

 

過去編はまだ続くらしいので早よ次号( ;゚皿゚)ノシΣバンバン!!状態ですが、すっぽんはスッポン違いで良かったです。