青の祓魔師第128話 無双 耀る・SQ2102

今月号のゆきおちゃん、表情からして違うんだ……もの凄く可愛くなってんだ……これが本当のげんえきこうこうせい……。つかここまで長かったなー……描写が丁寧だからゆきおちゃんが少しずつ、本当に少しずつおかしくなっていくのをじわじわ見せられて、私らはキリキリしつつ見守っていたわけで、ココに来てこの子やっと……! やっとここまで来たよ……! となんていうかもう、感動するしかなかったわけですよ。

 

とりあえず、すぐに騎士團側に回収されてとりあえず安心したり。

 

ずっと自分を厳しく律していて失敗は許されないって思ってた子が、ここに来てやっと許さないと思っているのは自分自身でしかなかったって理解したのはホントもう。直後のライトニングは相変わらずだけどこの人ホント欲望に忠実だな。

 

この双子の兄弟喧嘩の結果を「神話」と言ってしまうのはまぁ、確かにそうだよねとギリシア神話辺りとか思い出して思ったりとか。大体災害レベルの何かをやらかしてるけど原因は痴話喧嘩だったりするしな。

 

出雲ちゃんの志摩くん(のヤマンタカくん)に対する信頼。そして志摩くん登場直後の勝呂くんと出雲ちゃんの顔がなんつーか。ちゃんと一発はもらったんだねぇ、それで許されるというか、一発もらっちゃうあたりが志摩くんだ。ゆきおちゃんは殴られないからね。

 

ドなんとか博士も墜落してたんですねつか今すぐそれ焼却すべきではと思ったんだけどあー(最後に繋がる)。ライトニングの「奥村雪男くん……に寄生したサタンの仕業です」って言ってるの見てこれ庇ってるのかな、ライトニングにしては珍しくないかな、とちょっと感心したりした。

 

兄さん目覚めて最初の一声が「雪男」なのもう。もうこの双子は。そして兄さんは相変わらずカワイかっこいいな。で、兄さんはゆきおちゃんが過去を知りたがっていたのをちゃんと覚えてたんだね。でも語彙力がない辺り燐兄さんだよね。

ここの「神父さんと母さんはどんなだった?」は1巻の「神父さんの最後はどんなだった?」と重ねているのかなと。このとき燐兄さんは悪気なく、というか事実として「俺を守って死んだ」と言ったんだけど、それってゆきおちゃんを意識外に置いちゃってたんですよね。「カッコよかった」のは一緒だけれど、「俺たちを守って死んだ」って言えたことで、ゆきおちゃんの疎外感が解消されたのかなと。

 

ここからゆきおちゃん反省の謝罪タイムなんだけど、謝罪させないのがこいつらである。というか、もう気にしてないんだよねい。確かにけっこうなことをやらかしてたし、真面目なゆきおちゃんならちゃんと謝って許しを請わないと、と思ったんだろうけど、あのメンバー相変わらず流れるようにスルーするんだ燐兄さんときもそうだったよないい仲間だー。で、ここで「先生と生徒」の垣根が取っ払われるんだ凄いタイミングだ。

つかこれ、学校に復帰した途端特進科でいきなり勝呂君が「雪男」呼ばわりしてて周囲が驚愕するヤツや……復帰するかどうかわからんけど。

あとこのときの志摩くんの顔が凄くいいな。この子悪い子じゃないし、それなりに心配はしてたんだろうな。

ていうか双子がカワイイなんかちゃんと兄弟でいちゃいちゃしててほんとカワイイこんなシーンこれまでなかったような気がするから余計にカワイイ。

 

のにここからゆきおちゃんが自分を責めそうな感じで終わってるんだけどほんともうこの子にあんま重いもの乗せんといて……( ´Д⊂ヽ

 

これサタン顕現が確実っぽいけどホントどうなるんだ……あとルシフェルはどこ行ったんだ……次号は休載じゃないっすねまた一ヶ月を悶々と過ごさねばならないのが辛いですぞ。