青の祓魔師第127話 無双 爍す・SQ2101&26巻

26巻の表紙が出たとき、これ25巻みたいに中表紙は対応した人物、つまりゆきおちゃんなんじゃないかと思ってたらその通りだったでござる。

つか最初から描き下ろしでびっくりしたけど、建築物は細かくかかれているのに空の表現がないんですねい。ここ、青空の下ではないということなのかな。まぁ聖域だから異空間なのかもしれないけれど。あと精神と時の部屋

合間合間の描き下ろし志摩君と子猫さんのつっこみがとても親切だ。あとドラなんとか博士の所々に入る描き下ろし。

カバーのお昼ご飯の鍋焼きうどん、燐兄さんはちゃんと具材を用意してるのホント凄いなと思ったりするのですよ。で、それで慣れてるゆきおちゃんはもう兄さんのご飯からは逃れられないのだ。カバー下の裏表紙のステータスの能力差にわろうてしもうたけど身長体重が変わってるっぽい?? あとゆきおちゃん顔が良い。

 

で、本誌。巻頭カラーが良すぎる良すぎる。でもサブタイトルの漢字がなかなか出なかったですしこのブログの話数間違ってるのに気づいたし。

で、最初の「自分が全部背負って死ねばいいって思ってるのはそっちだろ」の台詞に、ストンと納得したというか、過去編を挟んでいたせいかそれを失念してた自分にびっくりだ。そして、それをちゃんと理解してたゆきおちゃんにもビックリはしたけど第三者的に嬉しかったり。あぁ、この子は追い詰められててもちゃんと兄の事は見てたんだなぁ、とか。

って呟いてたんですけど、今月似たような事を燐兄さんも感じてるっぽく。その強さはゆきおちゃんの努力の賜物であるわけで、それを理解した燐兄さんもちゃんとゆきおちゃんのことを見てる。

そういえば、ゆきおちゃんはことある毎に兄さんみたいに強くなりたいって思ってたけど、この喧嘩で明らかに圧倒していることに戸惑ってるの、凄く判るもんだからあー……(トウトイ……)みたいな自分でもよく分からない境地に陥ったわけですが。燐兄さんが強くあったのは弟を守る為で、ゆきおちゃんがいろいろなものを努力で手に入れたのも、また兄さんの為なんだよなぁ、ってのをここでやっと互いに通じ合ったというか、なんつーか、自分でも何言ってるかよくわからないわけですが。

 

ゆきおちゃんはずっと作り笑顔を顔に貼り付けてて、時々湧き出る感情にまかせて怒り顔を見せる程度、そういえば獅郎さんのお葬式辺りでも涙は見せなかったのに、ここでぼろっぼろに泣いてるのがもう。やっとここまで来た……と感無量ですぞ。あの雪の日の出奔から「2年くらいかな……」と覚悟はしてたけどやっとですよ。

 

でも、今二人ともボロボロなわけで、ここでルシフェルかサタンに動かれたら対応できないのでは……とハラハラしながら次号につづく。

毎回思うけど自分の語彙力のなさに涙が出る。